酒田には「煮干しラーメン」をコンセプトとしたラーメン屋は少ないです。その一方で、煮干しラーメンは好き嫌いが分かれる傾向にあります。本記事では、他店と比べながら酒田の「中華そば馬場」について紹介します。
酒田「中華そば 馬場」は煮干し系のラーメンでメニューが豊富
うるめいわしの煮干しのダシを売りにしているラーメン屋さんは酒田市内でも少ない方で、特に有名なのが「中華そば馬場」です。
「中華そば馬場」はイオン酒田南店付近の「ステーキ宮」の近くにあるラーメン屋です。となりに「いいざか」という日本料理店があります。
下の写真を見ると、高級料理店または居酒屋に見えますね。
中心にテーブル席があり、ティッシュとウォーターサーバーは入り口付近にあります。ティッシュとウォーターサーバーが座席と距離があるのは少し難点でしょう。
平日のお昼はもちろん土日のお昼も常に混みやすいので、11時30分頃早めに来店した方がいいです。お昼12時以降でほぼ満席状態という日もよくあります。
ちなみに入口に入って左側に新聞紙や絵本などが置いてありました。子供用のイスも用意してあるので、親御さんたちは安心して子供を連れてくることができるのではないでしょうか。
ラーメン屋には珍しいピンポンベルが置いてあります。近くに店員さんがいなくても呼ぶことができますので、ほかのラーメン屋とは違う特徴を持っています。
メニューはファイルの冊子のようなもので、メニューを開くと左側のページにお品書きが書かれています。右側のページには、快適にラーメンを食べられるように『ラーメンを食べる際の約束事』が書かれています。
ページをめくると、公式LINEやInstagramのアカウント情報、おすすめのラーメンなどが大きく写真付きで書かれていました。
個人的に驚いたのが、店員さんがほぼ全員女性だということです。ラーメン屋といえば店員さんもお客さんも男性のイメージがありますが、「中華そば馬場」は店員さんが全員女性なので、若い女性1人でも行きやすいと思います。
ちなみに店員さんは全員庄内地方出身だそうで、スープのダシも様々な素材を組み合わせて作ったそうです。
支払方法は現金とPayPayの2種類のみです。その他の電子マネーは利用できませんので、ご注意ください。座席の数は多めで、全体で34席あります。内訳はカウンター席が10席、テーブル席が12席、座敷席が12席です。
「中華そば馬場」のラーメンは全体的に味付けが薄めで、量も比較的多いです。煮干しのスープがほどよく、ちぢれ麺もモチモチしていて美味しいです。チャーシューも煮干しの味つけがしっかりしていています。
煮干しの匂いは控えめなので、煮干し自体が苦手な方でも美味しく頂けるのではないでしょうか。ただ、全体的に味付けが薄めなので、途中でコショウをかけたくなります。なお、私は途中から物足りなく感じてしまい、コショウを数回かけて食べました。
にく煮干中華
上の写真は初来店した時に食べた「にく煮干中華(1,100円)」です。
チャーシューは分厚くはなく薄いですが、6枚入っていました。きちんと煮干しの味もしていたので、飽きることなく美味しく頂けます。
見た目も味付けもとてもシンプルで、幅広い年代に受け入れられます。男性はもちろん、女性や子供にも口に合うと思います。
酒田「中華そば 馬場」の行き方
住所:山形県酒田市あきほ町663-5
営業時間:11時00分から14時00分まで。スープがなくなり次第閉店。人気店のため混雑が予想されるので、閉店する30分前には来店したほうが良いです。
定休日:年中無休(ただし、店の都合により臨時休業になることもあります)
アクセス:日本海東北自動車道、酒田ICより車で5分。
駐車場:合計25台駐車可能です。下の写真の看板が目印です。
煮干しメインのラーメン屋はほかにもあるのか
煮干しラーメンが食べられるお店は「中華そば馬場」だけではありません。それは「中華そば雲の糸」という「ラーメン風林火山」と同じ系列店のラーメン屋です。
「中華そば雲の糸」は男性客より女性客が多く、誰でも1人で過ごしやすい雰囲気が特徴です。そのため女性1人で来店する方が多いです。
「中華そば馬場」に比べると、「雲の糸」鶴岡店はお酒も取り扱っており、店内が広くないため、お子様連れには不向きのようです。一方、「中華そば馬場」ではお子様用の椅子が用意されており、店員さんが女性なので、他のラーメン屋よりも安心してお子様を連れて行くことができると思います。
ちなみに、「雲の糸酒田店」はお酒を取り扱っていませんのでご注意ください。
「雲の糸」の営業時間は酒田店が9時00分から21時00分まで。鶴岡店は11時00分から21時00分までです。「中華そば馬場」と比べて、「雲の糸」鶴岡店の営業時間はかなり長いです。
酒田「中華そば馬場」のまとめ
「中華そば馬場」は、煮干しのスープを美味しく提供するために何度も試行錯誤を重ね、今のスープを完成させました。煮干し系ラーメンが苦手な人が多い中で、毎日混雑するほど人気があるのは、煮干し系ラーメンが好きな人が増えてきたからかもしれません。煮干し系ラーメンが苦手、または好きではないけれど興味があるという方は、ぜひ一度訪れてみてください。
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