ねぎラーメンはあまり知られてない上に好き嫌いが分かれます。酒田市「ん麺ねぎ坊」は全年齢かつネギ好きにはうってつけで、スープも非常に美味しいです。本記事は他店のラーメン屋と比較しながらネギ好きはもちろんネギが嫌いな方にもぜひ食べていただきたいので紹介します。
酒田「ん麺ねぎ坊」の主な特徴は誰でも入りやすい
「ん麺ねぎ坊」は建物自体はパッと見ると小さい事務所のような、あるいはアパートのような外観です。
「ん麺ねぎ坊」は酒田市内によくある老舗のラーメン屋ではなく、比較的新しいラーメン屋で2022年の6月に開店しました。京都で有名な九条ねぎをコンセプトとした、つけ麺やもやしラーメンなど様々なメニューを押しています。
支払方法は前払いの現金のみで、券売機で購入するタイプです。もちろん両替可能で店員さんにお願いすれば両替してくれます。座席はカウンター席が約10席、テーブル席が8席、また奥に座敷席があり家族向けの座席もあります。
ねぎ坊はなんとTシャツも販売しているんです。もちろん普通のTシャツではなく、店員さんが着ているねぎ坊のTシャツです。ちなみに3,000円で販売していました。
買う人いるのだろうかと思うかもしれませんが、個人的には部屋着にしたいくらい欲しいなと思いました。
ちなみにねぎ坊は漫画は置いていませんが、新聞紙やラーメンの雑誌など置いてありました。混むときの待機用のイスもありますので待っている間に読むのもいいですね。
ん麺ねぎ坊は、個人経営のラーメン屋にもかかわらず学生さん向けのお得な案内があるそうです。
ちなみに毎月11日はご飯無料デーで食べ放題ですので、ラーメンだけでなくライスも食べたい時には特に行くべきですね。
「ん麺ねぎ坊」のラーメンは麺の太さが選べて美味しい
「ん麺ねぎ坊」は基本的にどのメニューにもこれでもかというくらい九条ねぎがたくさん乗っています。さらに、九条ねぎを追加で食券で購入できちゃいます。
ちなみにここ、ねぎ坊は家系ラーメンのようにお好みのラーメンを注文できちゃうんです。実はねぎ抜きでも注文可能なんです。
選べるのは主に「麺の太さ」と「背脂」、そして「にんにく」の3つです。麺の太さに関してはご丁寧にゆで時間も書いてくれてます。また、麺の太さは極細麺から極太麺の6種類選択可能です。麵の太さを細かく選べるラーメン屋は酒田だとここねぎ坊しかないと思います。
背脂も無しにすることもできるのは元々脂っこいのが苦手な女性にとっては嬉しいですよね。
またにんにくも無しにすることも多めにすることもできますのでこちらも男性はもちろんにんにくのニオイが気になる女性にとっては嬉しい特徴の一つですね。
初めて来店した時に注文したのが「ねぎラーメン」でした。こちらはねぎ坊のおすすめメニューで、初めて来店した方は上記の写真の「ねぎラーメン」を注文する方が多いそうです。私も初めて来店した際にこのねぎラーメン並を注文しました。
着丼してさっそくいただくと、九条ねぎのシャキシャキ感と豚骨スープがマッチしバランスが取れて非常に美味しいです。味はそこまで濃くはなくどちらかと言えば薄味で、やはりといいますか、関西風の味付けですね。
また注目してほしいのが、チャーシューが分厚くてしかも2枚も入っているんです。分厚くてとろっとしたチャーシューが2枚も食べられるなんて贅沢気分を味わえます。
自分でも驚いたのですが、九条ねぎが入ったスープが美味すぎたのか飲み干してしまったんです。もちろん脂っこさはありましたが、ねぎが入ったみそ汁を飲んでいるような感覚で飲み干しました。
ちなみにこの時は太麺で注文し、麺も程よい太さでもちッとして脂にイイ感じに絡んで美味しかったです。
2回目来店した時は、「ねぎ中華そば」を食べました。着丼した時に、大きいシイタケが2つ入ってるのには驚きでした。しかもにんにくを小皿に分けてくれたので自分の好きな量で入れることができます。
最初に来店した時と同じように、ねぎと一緒にスープも飲み干しました。これはもはやラーメンではなくみそ汁です。
ちなみに細麺で注文し、九条ねぎと相性が良くツルツルとした触感がたまりません。
ねぎ坊は、アルコールの提供もあるので夜ラーメンとしてもピッタリでしょう。
なぜ老若男女問わず誰でも入りやすいのか?
ここのラーメン屋がなぜ老若男女問わず入りやすいのかといいますと、理由は九条ねぎが入っているからです。九条ねぎは地域と年齢問わず人気な食材です。ラーメンという高カロリーな食べ物にネギの組み合わせのラーメン屋は山形県内だとここしかないでしょう。
ラーメンというとカロリーが高く脂っこい、そしてにんにくのニオイが強いというイメージが強いですよね。
しかしねぎ坊はそんなことはない・・・とは言い切れませんが、九条ねぎが入っているのは他のラーメン屋とは違う大きなポイントです。九条ねぎなら、ネギ好きにはもちろん若い人からお年寄りにもやさしくピッタリなラーメン屋でほかにないと考えて良いでしょう。
家族で来店するお客さんはもちろん、私のような1人ラーメンする方も多いです。しかし、ここねぎ坊は近くに車会社があるので、作業員の男性客がほとんどです。
またねぎ坊は店員さんがとっても親切で、食券を購入したら店員さんが席まで案内してくれます。お水も最初に入れてくれます。ちなみに水のセルフおかわりはセルフでどのテーブル席にも書いていました。
また、初めて来たお客さんにもわかるように親切に説明してくれていました。
最後、退店する際は店員さんに「ありがとうございましたー!!」と元気に送ってくれました。全体的に、2回目も行きたいと思わせるようなラーメン屋さんですね。
「ん麺ねぎ坊」の住所と行き方
住所は、 山形県酒田市両羽町5-2で営業時間は11時30分~21時00分でラストオーダーは20時30分迄となっています。基本的に不定休ですが、休みは曜日で決まっているわけではないようです。
店内のカレンダーにお店の定休日が書かれていました。店がいつ休みなのか、来店しないとわからないのが少し痛手ですね。
また、ラストオーダーが20時30分までとなっていますが、スープがなくなり次第早めに閉店することもあるようですので、気になる方は1時間前に来店した方が安心ですね。
気になる行き方は、酒田駅から行くと約10分以上はかかります。地元が酒田の方は「ラーメン風林火山酒田店」が移転する前にあったところ、といえばすぐわかるでしょう。
お店自体は、「ダイソー酒田両羽店」の出入り口から左に曲がって右に曲がると5分くらい徒歩で行くとねぎ坊の看板が見えます。
駐車場は10台駐車可能で、酒田市内のラーメン屋と比べるとかなり広いので停めやすいです。
他店のラーメン屋と比較してみた!やっぱりねぎは少なめ
ラーメンの具は基本的に、もやしとメンマ、少量のねぎ、味玉そしてチャーシューの5種類の具材がのっていますよね。ラーメンと言ったらこの5つの種類の具材が乗っているのが常識ですよね。醬油ラーメンだと海苔ものっています。
そして注目してほしいのが、他店のラーメン屋だと、どれくらいの量のねぎが乗っているか見比べてみていただきたいです。
ねぎ坊のラーメンと私のお気に入りのラーメンの写真を比較してみて、いかにねぎ坊のラーメン健康的で美味しいか見比べてみましょう。
酒田「らーめん屋です」のラーメン
最初の記事に酒田市内の「らーめん屋です」で、メニューが非常に豊富で若い女性でも入りやすいことで紹介しました。
写真のラーメンは初めて来店した時の担々麵です。担々麺なので入れる具材は店によって、あるいは店長のこだわりで違いますが、チャーシューが7、8枚ほどのっています。そしてネギがもはやおまけかというくらい少なめです。
九条ねぎと麺の量、スープの飲みやすさが特徴の「ねぎ坊」のラーメンと比べると、全体的に「らーめん屋です」のラーメンはチャーシューや野菜など全てにおいてボリューミーなラーメンといっていいでしょう。
酒田「千日堂そば屋」の中華そば
まだこのブログで紹介していないのですが、ここ「千日堂そば屋」の中華そばはもちろん、ラーメンもうどんも懐かしの味と思わせるような、老舗のラーメン屋です。このラーメン屋も若い女性1人でも入りやすいのでおすすめです。
上の写真は千日堂そば屋の中華そばです。脂の少ないあっさりとしたスープと、チャーシュー3枚とメンマ、そしてネギが少量と食べやすい味付けの中華そばです。麺は普通の細麺を使っています。
ねぎ坊と比べると、ねぎの量が少ないです。またチャーシューについても「パンチが少し足りない」と感じるかもしれません。ただ、千日堂そば屋はうどんも食べられます。だから、メニューの種類は千日堂そば屋の方が多いですね。
酒田「ん麺ねぎ坊」のまとめ
酒田のねぎ坊のラーメンと特徴、そして他店のラーメンと比較しながら紹介しました。九条ねぎをコンセプトとしたラーメン屋は東日本あたり探してもほかにないでしょう。
ねぎ坊のラーメンは普通のねぎラーメンとねぎ中華そば以外にも、ねぎ抜きでとんこつ塩ラーメンや味噌ラーメンも足を運んだ際はぜひ自分好みのねぎラーメンを食べてみてください。
私個人の意見として若い方はもちろん、ご年配の方にも気軽に食べられる唯一のラーメン屋だと思っています。
最後は他店のネギの量を比べましたが、普通のネギを使っているので、ねぎが少なめなのは当たり前かもしれませんね。特別な九条ねぎを強調したいからこそ、量を多めにしたのでしょう。
ネギ好きはもちろん、元々ネギが嫌いな方は克服も兼ねてお好みのラーメンを食べてください!
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