酒田の「千日堂そば屋」は地元向けで懐かしい味の老舗ラーメン屋!他店よりも古く美味しい

老舗のラーメン屋さん

懐かしの中華そばが食べられる酒田のラーメン屋と言えば「千日堂そば屋」。半世紀以上前から営業している老舗のラーメン屋です。ラーメンはもちろんうどんも食べられます。本記事は他店と比べて懐かしの味を食べてみたい方向けに紹介します。

酒田「千日堂そば屋」の主な特徴は昭和風の懐かしのラーメン屋

「千日堂そば屋」は酒田市内の住宅街にあり、外観は普通の住宅と変わらないです。ただ「中華そば」と書かれた赤い暖簾を見れば、すぐにラーメン屋だということがわかります。また、店のすぐそばに「千日堂そば屋」と電話番号が書かれた赤い看板も見えるので行くとすぐわかります。

「千日堂そば屋」は昭和中期から営業している長い間愛され続けている酒田市のなかでもかなり古いラーメン屋です。店名の「千日堂そば屋」の由来は、当時約50年前のお店があった千日堂(せんにどう)という地域名からとったそうです。

昭和の時代から店の名前を変えることもなく、さらに今日も営業されているのは酒田市民から愛され続けている証拠ですね。

支払方法は後払いの現金のみで、券売機は置いてありません。ラーメンを注文し、着丼した後は手書きの伝票がテーブルに置かれます。この伝票で会計するスタイルは、昔のラーメン屋という感じがしますよね。

座席はカウンター席が4席で、4人掛けのテーブル席が2席あり、奥には座敷席が5席あり結構広いく、家族連れに優しいラーメン屋ですね。

ちなみにカウンター席のすぐ前に漫画が置いてあります。ほとんど「頭文字D」や「NANA」など古い漫画が置いてありました。今流行りの漫画は「推しの子」しか置いてありませんでした。漫画が読めるのは個人店の強みであり、着丼するまでに、ゆっくり漫画を読んで待つのも良いですね。

ちなみに、食べ終わったあとに飴も1人1本もらえますよ。会計の後に飴をもらえるなど、今どきのラーメン屋にはめったにないサービスですね。

「千日堂そば屋」は中華そばがメインで懐かしの味で美味しい

「千日堂そば屋」と文字だけ聞くと蕎麦屋さんをイメージするかと思いますが、この千日堂そば屋は中華そばを売りにしています。中華そばだけでなく、サッポロ味噌ラーメンや鍋焼きうどん、そして夏には冷たいラーメンも食べられます。

私が初めて来店した時は、下の写真の中華そばをいただきました。酒田ラーメンらしくスープがあっさりしていてかなり食べやすかったです。少なめだったので、中華そばは麺を大盛りで注文してもいいくらいの量でしたね。

ちなみに中華そばを小盛で注文可能なんです。トッピングも可能でチャーシュー200円、メンマ150円、ネギが100円トッピング注文できます。アルコールの提供もあるそうでそしてビール大瓶で(スーパードライ650円)で注文できます。

すべてのメニューが対象で、大盛りで150円追加増しで注文できますよ。普段大盛りでラーメンを注文する方にとっては追加料金がかかるとはいえ、嬉しいですよね。(余談ですが、ウチの父はラーメン屋に来たら必ず大盛りでラーメンを注文しますので、毎回大盛りラーメンを注文する男性にはうってつけですね。)

今どきのラーメン1品で1000円以上はするラーメン屋と比べて、どれも1品1000円弱ほどで値段が結構安い方かなと思います。

2回目は父と一緒に行きました。私はサッポロラーメンの塩を食べ、父はチャーシュー麺大盛を食べました。

着丼して、さっそくスープを飲むと出汁のきいたあっさりとした優しい味で、麺も細麺だけどコシがあり食べやすいです。野菜もかなり量も多めで、麺を先に全部食べてしまいました。最後は野菜と豚ひき肉、スープ一緒に食べたり飲んだりして、無事に完食しました。

この下の写真は父が食べたチャーシュー麺大盛です。なんだかチャーシューが花びらに見えますね。私は食べていませんが父曰く、「麺の量、多かったな・・・」ということでした。もともと麺の量が多かったのでしょうが、父は知らずに「大盛りで」と注文していました。(もちろん完食していましたが。)

酒田ラーメンはどのお店も麺の量が多いので、このお店のメニュー全部「大盛りで」と注文せずとも満足できる量だと思います。

「千日堂そば屋」は観光客よりも地元の方向け

先ほども書きましたが、「千日堂そば屋」はかなり昔から営業し続けています。メニューも全体的に万人受けしやすく、おそらく何十年もメニューを変えずに営業し続けたでしょう。

スープ等味付けも酒田民に愛され続けてきたから、ほぼ毎日お客さんが来ているのでかなり地元民から人気を集めているでしょう。

住宅街の中にお店があるので観光で来ている方にはあまり気づかれないと思いますが、個人的には観光客の方にも食べてほしいくらいですね。

実際に2回目来店した際、ほとんど地元の家族連れの方や年配の夫婦、単独で来ている高齢の男性客が多く、観光客らしきお客さんは来ていませんでした。

「千日堂そば屋」の住所と行き方

住所は山形県酒田市ゆたか1丁目6-8、営業時間は10時~19時までです。定休日は基本的に木曜日です。

ラストオーダーは店内に書いていませんが、おそらく18時30分まででしょう。気になる方はお昼12前後に食べに行くか夕方17時以降に、少し早めに行った方が良いでしょう。ただしお昼は混むので11時30分ごろに行くのがベストです。

車の場合、酒田駅から県道42号経由で約5分ほどかかります。ちなみに駐車場ですが、店側だけでなく、店の向かい側にも「千日堂そば屋」専用の駐車場があります。

徒歩で行くとなると酒田駅を基準にすると20分以上はかかりますね。徒歩で行くよりも車で行った方が、早く着く上に早く食べられるのでおすすめします。

他店の老舗ラーメンと比べてみた!「千日堂そば屋」が一番古い?

私が小さい頃から食べている「サッポロラーメン白樺」も昭和の時代から、長く営業しています。ただしこちらは昭和40年代頃に開店したそうです。というのも、当時札幌ラーメンが大ブームで多くの札幌ラーメンのお店が開店し、多くのお客さんに愛されてきたそうです。

他の記事でも「サッポロラーメン白樺」の少し紹介しましたが、もう一度写真を貼っておきますね。ちなみに写真はチャーシュー麺を注文した時の写真です。こちらは5枚しかチャーシューが乗っていませんが肉厚がすごいので、十分満足できる量です。

続いて、千日堂そば屋ですがこちらはなんと昭和27年とかなり昔から開店したそうです。ちなみに現在の建物はリニューアルしたそうですね。

私が今まで食べてきたラーメン屋の中でも千日堂そば屋は一番古く、おそらく山形県内の中でもかなり古いラーメン屋さんの部類に入るのではないのでしょうか。

酒田「千日堂そば屋」のまとめ

「千日堂そば屋」の私が食べてきたメニューを簡単に紹介しました。中華そばはもちろん、サッポロラーメンやうどんも人気のメニューで多くの地元の方に愛されているのがわかりますね。

昭和の時代から、お店の名前もメニューをほとんど変えずに令和の時代でも営業し続けているのは冷静に考えて、凄いことですしかなり誇っていいことではないでしょうか。しかし現在は酒田ラーメンを売りにしているグループ店が集中していて千日堂そば屋はあまり目立たないかもしれません。

年配者や家族連れの地元民向けのラーメン屋ですが、酒田に来た観光客や転勤等で引っ越してきた方はぜひ、足を運んでいただきいですね。

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