学生の女の子がアルバイトするとなると飲食店を思いつくでしょう。そのなかでも、ラーメン屋でアルバイトするという選択肢があります。本記事では、女の子がラーメン屋でアルバイトするにあたっての対策と注意点を私の経験を踏まえて解説します。
女の子がラーメン屋でアルバイトするなら笑顔＆発声練習はしたほうが良い
ラーメン屋でバイトするとなるとかなり大きな声で「いらっしゃいませ！」や「ありがとうございました！」とあいさつしなければなりません。飲食店で働くことになるので当然です。
しかし、普段静かで大人しいタイプの女の子にとっては大きい声を出すのは少々恥ずかしいかもしれませんし、ちょっと勇気を出す必要がありますよね。
もちろんバイトとはいえ、働くうえで「声が小さいなら仕方ない」や「声が小さいから自信がない」では通りません。ハキハキと大きな声を出す練習も併せて、ラーメン屋のアルバイトに挑戦しましょう。
「ラーメンが好きだから働いてみたい」や「まかないを食べたい」という理由で働いてみるのも十分アリですよ。
発声練習方法
「今はバイトしているんだ！」という気持ちで発声練習してみましょう。
「あいうえお」の順で発声練習しても良いですが、接客業でバイトするなら「いらっしゃいませ！」「ありがとうございました！」を繰り返し発声練習しておけば、どんなお客さんが来ても大丈夫ですし、自分の声の大きさにも自信を持つことができます。
お客さんから注文する際に「味噌一丁！」と厨房のスタッフの人たちに言いますので、大きな声を出す練習しておけば大丈夫です。
もし発声練習して、どうしても緊張するなら手をおなかにあてて、一度深呼吸をしてから発声練習してみましょう。リラックスできて自然と緊張がほぐれるようになりますよ。
大きな声を出して接客するのも大事ですが、接客の仕事をするなら笑顔も重要です。「笑顔」と「ハキハキと声を出す」のはセットです。無愛想な対応しているとお客さんから「あの人接客態度悪いよ」と苦情を言われる可能性大きいので営業スマイルも鍛えておきましょう。
ラーメン屋に限らずどの仕事にも言えることですが、笑顔で接客するとお客さんにいい印象を与えますし、バイト仲間とも良い職場関係を築けるのではないでしょうか。
ラーメン屋でアルバイトするなら個人店とチェーン店どっちが良いのか
結論から言うと、チェーン店の方が働きやすいのではないかと思います。個人店より、チェーン店の方がカリキュラムがしっかりしているラーメン屋はいくつかありますし、給料など残業代の支払いはチェーンの方がしっかり計算されている傾向があります。給料も手渡しではなく、銀行振込が基本でしょう。
ちなみに私が働いていたところは手渡しで、お金の両替にミスがあったことから５千円天引きされたことがありました。（あくまで私の経験なのでご参考までにしてください。）
制服は基本的にTシャツを着て仕事することになります。Tシャツですが、個人店の場合は自分で用意するか、バイト先の方で支給されるかのどちらかになると思います。
ちなみに、私が学生の頃にバイトしたラーメン屋はロゴ入りの黒のTシャツとデニムパンツ、エプロン、専用のスニーカーこの3つがあらかじめ用意されてました。Tシャツの色はお店によって違いますが、酒田のラーメン屋ですと黒だけでなく緑や黄色、赤や青など様々でした。
気になるラーメン屋があり且つ、バイトの募集をしていたらまず応募して面接の際に聞いてみましょう。銀行口座など、ほかに必要なものがあるか思いついたらどんどん聞いてみましょう。
個人店の場合は給料は手渡し、Tシャツなどもしかしたら自分で用意するパターンもあるかもしれません。もちろん全ての個人店が、Tシャツなど仕事で必要なものは自分で用意するわけではないので、気になるラーメン屋が個人店の場合はあらかじめ用意してあるか聞いてみましょう。
個人店よりチェーン店の方が働きやすい
私の経験上、個人店よりもチェーン店の方が働きやすいのではないかと思います。ただこれは私個人の見解ですし、過去にラーメン屋で働いた事がある人それぞれなので何とも言えません。
ですが、もし個人店のラーメン屋で働く場合は気を付けておくべきところが何点かあります。それは他の従業員との人間関係です。個人経営のラーメン屋は家族経営で営業しているところがほとんどです。
家族で経営されているラーメン屋は正直おすすめしません。「え、なんでなの？」や「ラーメン屋なら別に何でもいい」、「友達に誘われたからそれでも行くよ」と思ったかもしれません。
個人経営のラーメン屋は人間関係のしがらみといいますか、かなり面倒くさいです。私が過去にバイトとして働いたラーメン屋は店長と息子さん、ヘルプとして店長の奥さんが入っていました。あまり大きな声では言えないのですが店長と奥さんが少し癖の強い性格の方達でした。
良くも悪くも性格の癖が強かったのです。というのも、仕事を教える際に少し意地悪なような教え方をされたり、遠回しに「こんなこともわからないの？」と言われたことがあります。
上記のように、パワーハラスメントに近い教育を受けたことが私はありますし、個人店ですと労基の基準とハラスメント等の境界線があいまいになることも、もしかしたらあるかもしれません。
もし万が一、ハラスメント等のトラブルがあった際に対応してもらえる可能性はチェーン店の方が高いですね。
もしチェーン店でアルバイトするなら「町田商店」が良い
これは私が実際に見てきたのですが、「町田商店」は新人教育がしっかりしていました。
というのも、私は前に町田商店でラーメンを食べていた時に、バイトリーダーらしき男性店員が新人さん1人について、仕事内容を1つずつ丁寧に教えていたのを見たことがあるからです。かけ声やお客さんの対応などハキハキとわかりやすく教えていました。
新人さんなので、アルバイト初日でいきなり現場で1人に入ることはなく、初日はまず先輩がつきながら教えると思いますので、「いきなり1人でやれって言われたらどうしよう」と心配する必要はないです。
ちなみに私がアルバイトしたところはいきなり1人で現場に入るように店長に言われました。一応教えてくれた先輩は１人いたものの、先輩は自分の仕事で手一杯で私は放置されました。
実は個人店のラーメン屋では上記で書いたことがよくあるので、それでも「個人店で働きたい」や「友達もいるからそれでも働きたい」とお考えであれば、社会経験を積むとして挑戦するのも良いでしょう。
そもそもどんな女の子がラーメン屋のアルバイトに向いているの？
恐らく、今この記事を読んで「自分はラーメン屋のバイトに向いているかどうか」気になると思います。
ちなみにどんな女の子が向いているのか例を上げると、「常に元気で明るい子」や「体力に自信がある子」、「コミュニケーション能力を今よりもっと上げたい子」そして「コツコツと真面目に作業ができる子」が向いています。他にも「土日祝日バイトできる子」や「ラーメン屋の女性店長になりたい」子も向いているといえます。
「じゃあ、自分は大人しい性格だから向いてないのでは？」と思ったかもしれません。もちろんそんなことはありません。
正直、性格はどうあれラーメン愛が人一倍強ければどうとでもなります。まかないのラーメンが食べたいという気持ちも強ければたとえ仕事がきつくても嫌なことがあっても乗り切れます。
私も元々、声が小さい方だったのですが「まかないラーメン食べたい！もうそのためにここでアルバイトしてるから！」と自分に言い聞かせながら乗り切ってきました。
女の子がラーメン屋でアルバイトする対策と注意点のまとめ
ここまで、ラーメン屋でアルバイトする際の対策と注意点を、私の経験と見解を踏まえて紹介しました。
声を出すのが苦手な方は、一度発声練習を毎日するように心がけましょう。できるだけ恥ずかしがらずに練習しましょう。特に元々声が小さい子や目立つのが苦手な子はこの練習方法は最適です。
個人店のラーメンで働く場合は、その職場が自分にあえば辞めずに卒業するまで続けてもいいですがもし何かトラブルが起きてしまい、続けるのがしんどくなってしまったら無理せずにすぐ辞めるようにしましょう。学生の本分は勉強ですからね。
また、チェーン店で働く場合は、これは当たり前ですが銀行口座を用意しましょう。持っていないまたは親が通帳やカードを管理している場合は一度話し合いしましょう。自分で新しく口座開設するのもアリです。ちなみに私は自分で新しく、地方の銀行口座を開設しました。
ラーメン屋に限らず、飲食店でアルバイトとして働き礼儀などたくさんのことを学ぶことができますし、大変な事かつストレスを感じることもあるかもしれません。ですが、あなたがラーメン屋など飲食店でアルバイトとして働いた経験を、価値のあるものに出来ます。
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